医療の窓口としての機能をめざしています。患者さんと医療の間には見えない大きな壁があります。たとえば、患者さんの都合の良い時に診察を受けられない、このような症状はどこの病院を受診したらよいのか分からない、病気の説明がよくわからない、などさまざまです。
そこで以下の4つのことに取り組んでいます。
※日曜の午前診療を行っています。
※いろんな病気の相談窓口となり適切な医療機関へ紹介します。
※わかりやすい病状説明を心がけています。
※オンライン診療を始めました。
薬は有用な効能を持つと同時に、人体にとっては異物であり色々な副作用をもたらすこともあります。多剤を併用すればするほど副作用も出やすくなります。したがって、薬の数は少なければ少ないほど良いのです。服薬のみに頼らず生活習慣の改善やスーパーライザーを用いた温熱療法なども取り入れて診療します。
・生活習慣病
生活習慣病には大きな落とし穴があります。ストレス、多忙により肥満となり、健康診断でアレコレ異常が出てきて服薬が始まります。薬を服用すると安心して今まで通りの生活が続き、さらに体重が増えていきます。そのうちに薬だけがどんどん増えていきます。体重が増えていけば首回りの脂肪もついて気道を圧迫していきます。すると睡眠中に呼吸が止まり、心臓や脳に負担がかかります。すると体がだるくなり、睡眠不足によって日中に眠たくなり、イライラして集中できなくなってきます。このような状態はもはや薬では解決しません。狭くなった気道を広げなくては改善しません。体重を落として首周りの脂肪を減らすしかありません。
以上の経過でどこかおかしいところはなかったでしょうか。
そう、服薬を始めたときに安心して生活指導がおざなりとなったところです。大きな落とし穴です。